コンクリートの壁や軒天井に発生した損傷部(ひび割れ・鉄筋の露出・欠損等)を性状に適した方法で補修を行います。

・ひび割れ

0.3mm未満 ・・・・・ ポリマーセメント系フィラーの擦り込みを行います。
0.3mm以上 ・・・・・ ダイレクトシール工法による弾性エポキシ樹脂の注入・エポキシ樹脂低圧注入工法・Uカットシール工法など、状況に適した方法を選択して、処理します。

・鉄筋の爆裂
露筋部分のコンクリート脆弱部を斫り出し、鉄筋の錆を除去後防錆材で処理し、ポリマーセメントモルタルで埋め戻します。

・欠損
コンクリートの脆弱部を撤去し、中性化防止剤を塗布し、ポリマーセメントモルタルを充填し、埋め戻します。

調査マーキング

調査マーキング

補修に先立ち、全面の調査(打診等)を行い、不良個所の判別を行います。

ひび割れの補修

ひび割れの補修

[0.3mm未満]
ポリマーセメントフィラーの擦り込みを行います。

[0.3mm以上]
エポキシ樹脂注入(低圧注入・ダイレクトシール)など状況に適した方法を選択して、処理します。

鉄筋爆裂の補修

鉄筋爆裂の補修

露筋部分のコンクリート脆弱部を斫り出し鉄筋の錆を除去後防錆材で処理しポリマーセメントモルタルで埋め戻します。

欠損の補修

欠損の補修

露筋部分のコンクリート脆弱部を斫り出し鉄筋の錆を除去後防錆材で処理しポリマーセメントモルタルで埋め戻します。